BLUE MOON、Mariaさま宅からの強奪品vvv





嬉しいっ!
物凄く最中絵なのにきれー………
エロだけじゃないトコが凄いですvvv




素敵サイトBLUE MOONさま









『Finally to Shangri-La』番外


――渇望、狂おしいほどに…



白い足が暴れる。
それをキースは押さえつけた。

上がる嬌声は、悲鳴にも似て。
それは耳朶をくすぐり、胎内の熱を煽る甘美な音だった。

膝裏を掴んで右足を高く掲げさせ
もうこれ以上の刺激を受けずにすむ様勃った自身を掴む細い指に舌を這わせた。
そのまま舐め上げ、丸く柔らかいブルーの敏感な先端を唇で食む。
細い身体がしなり、銀糸が激しく揺れた。

太股の間だけを攻め続けてもう1時間近く経つ。
達せんと欲すれば何度でも吐き出させ、その度に萎えた茎を啜ってやった。
逃げる腰を押さえ付け、深く咥え込む。
シーツにまで零れた白濁が、淫らな音を立てていた。

過ぎた快楽に、ブルーは涙を流す。
透明な雫の伝った眦からこめかみ、頬には幾本もの白い筋が出来ていた。

ようやく身体を起こしたキースは、その筋に口付ける。
力の入らない四肢を投げ出したままのブルーは、抵抗する素振りも見せられなかった。
瞳すら動かさず人形のように横になり、キースの口付けを受けていた。

しばらくして。
自分の半分ほどしかない足首を掴み、持ち上げるようにして広げた。
腰が浮き上がり、散々嬲られた自身もその奥の秘所も明る照明の下に晒される。
しかし、ブルーは身じろぎもしない。
天井を見つめたまま、動かなかった。

浅い息を吐くたびに収縮を繰り返す色づいた部分に指を伸ばす。
触れた指先は吸い込まれたかのように、するりと這入りこんだ。

欲しいのか…?
キースの問いに、ブルーは反応を返さない。
言葉でも、身体でも。

そうか…。
キースは猛る自身を突き入れた。
腰を掴んで、回し、奥まで突く。

目を見開いて、悲鳴を上げるブルーに言った。

絡み付いてくるぞ。
凄い、勢いでな。

擦り、激しく抜き差しする。

食い千切る気か…?
これを―――。

ぐいと回転させ、ブルーの快楽の源を突いた。
柔肉がぎゅっと締まり、ブルーの背がベッドから離れるほど反り返る。
しかし、そそり勃つ小さな茎は何も吐き出さなかった。

く…、尻だけでイくか…。
渇いた絶頂を何度でも味わうがいい。

部屋に響く嬌声。
それは掠れ、許しを請うものに変わっていた。
擦られ続ける秘所はもう感覚も無いかもしれない。

だが、キースは動きを止めない。
どころか、速度や勢いを増して腰を進める。



これだけしても―――――満足出来なかった
もう、壊してしまうかもしれない

理性の箍が外れたとか
復讐心とか、興奮しすぎたとか
そんなことはもう無い

心の芯は、冷えている
非常に冷静な自分がいた

自分を動かしているのは
ただただ、足りないという思い
それだけ

たりない
たりない
たりない

何が足りないのかは解らない
でも、咽喉が心がひりついてたまらない



キースは更に腰を穿った。
自分の絶頂も近い。
躊躇うことなく動かし、最奥に放った。
その瞬間、ある言葉が脳内をよぎる。





孕めばいい





何のことだと、冷静な自分が嗤う。
言葉の意味も解っていて、その相手が男だと解っていて尚
そう願う自分を。

意識を飛ばしたブルーを撫でる。
腹の底から湧き上がるのは―――――

「………狂ったか……」

呟いたキースは固く瞑った瞼に口付けた。





















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