かわいいブルー
わたしの、わたしだけのかわいいブルー
今日はどんなに可愛がってあげようか









紅いベルベットの上で
クリムゾン、このくすんだ紅…。 やっぱり君に一番似合う色だね。 肌の白さが際立つ。 君が寝そべるこのベルベットも最上級品だから肌触りは最高なんだけど、 君には敵わないなあ。 美容に血道を上げる女性たちに触れさせたら、羨ましくて、あの実用的でない 尖らせた爪で引き裂いちゃうかもね。 きめ細やかで本当にすべすべで、こうやって君のお尻を撫ぜてる私の手のひらまで 気持ちよくなる程だもの。 もう少し熱くなったら全部脱がせてあげるから、私が満足するまでもうちょっと 我慢してて。 あの子、ジョニーには青かな。 きれいな、でも何の影もくすみもない単純な青色が似合うね。 この間、知り合いの家で見たよ。 少し痩せてたけど、元気そうだった。 青色の敷布の上でね、腰を振って、ご主人さまの色んなところを舐めてみせて、 一生懸命媚びてね。 縛られたペニスから、おしっこしてるみたいに透明なヨダレを溢れさせてるんだよ。 君のココはどうかな。 もう固くなってるけど、ん…まだ濡れてないなあ。 じゃあ、ここの先っぽを虐めてあげようか? 抓ってみる? 可愛い穴に何か入れる? 嘘だよ。 それはあとの楽しみだもの。 ああ、ジョニー、あの子ね。 躾けてる調教師が一流だから、すっかり快楽の虜さ。 イカせて、お願いって泣き叫ぶんだよ。 可愛かったなあ。 ブルーとは違うね。 調教師も言っていた、君は無理だって。 ああはならないと。 もし君がそんな痴態を晒しても、きっと演技だからと。 まあ、私くらいになれば分かるさ。 ずっと見ていて、沢山、沢山抱いていて、その上こんなに愛してるんだもの。 ふふ、そんなに露骨に嫌な顔をするんじゃないよ、傷つくだろう。 でもね、最後の一瞬は君も本当の顔をみせてくれるから、いいんだ。 悲鳴を上げながら感じてる振りをして、涙を流しながら懇願して見せてもね。 ―――射精する瞬間さ。 本当に短い時間だけだけど、完全に快楽に支配されてる。 これだけは演技できないみたいだね。 それから更に短い、一瞬に怒りと絶望感も。 う〜ん、そうだな…君の恋人への謝罪とか後ろめたさとかからなのかな。 こんな奴に!って表情してるよ。 そんな顔をしてるのに、君の中はキュウキュウに私のペニスを締め付けるものだから、 我慢できないよ。 最高だよ。 そろそろおしゃべりは終わりだ。 ブルー、君を思いきり可愛がってあげる。 ほうら、お尻を上げてごらん。 手首しか留めていないんだから出来るだろう。 さあ。。。 おや、どうしたのかな? ―――ああそうか。 怒ったんだね。 さっきあんな事言ったから。 ふふふ、嬉しいなあ。 でも、ダメ。 そんな態度は許さないよ。 お仕置きが必要だね。 死んだ方が良いと思うくらいの快楽をあげる。 覚悟しておきなさい。
---------------------------------------------------- 20141124 愛してるだって こんなものが愛か こんなものが愛であるはずがない